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小林よしのり
2015.11.12 04:50政治

安倍政権で憲法改正は可能か?


熱は37度まで下がったが、咳をしすぎて横隔膜が痛い。
よって机について仕事が出来ないので、寝たまま
Special本のための史料本を読んでいる。
このブログはスマホで書いて、秘書に
上げてもらう。

東京新聞によると、日本会議で、安倍政権のうちに
憲法改正をと訴えているらしいが、本当に可能だと
思っているのだろうか?
参院選で与党が3分の2以上、取れるのだろうか?

安保法制の強引さは護憲派の掘り起こしに
大いに貢献した。
選挙年齢の引き下げも護憲派に有利だろう。
参院選でもし与党が勝っても、国民投票で負ける。

櫻井よしこの言う、家族の大切さを国民に
押し付けるのは異常だ。
櫻井には家族がいるのか?
自分がそもそも憲法違反になるじゃないか。
あまりに自分の価値観と違うものを国民に
押し付けるのは狂気である。

憲法は権力への命令書だ。国民に命令するな。
立憲主義は日本の価値観とは違うと言っても
無駄だ。
明文化された憲法を使用するのならば、
それは西洋の価値観を取り入れることになる。
家族の崩壊は憲法や道徳の話ではない。
資本主義の問題である。

そもそも自民党の第二次改憲創案は欠陥だらけ
だから、勝てるわけない。
民主党が、まともな憲法創案を作って、
自民党を出し抜けばいいのだが、民主党には
辻元清美みたいなゴリゴリの護憲派がいるからなあ。
やっぱり解党するしかないか。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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